雨上がりの草蒸す川沿いを歩くと 夏の気配を感じるようになった 道端の雑草は日増しに勢いづいて 背丈ほどに伸びた所もある 長い間の自粛生活も、マスク姿も 何となく慣れてはきたけれど それでも家中の窓という窓を 全開にした解 […]
2020年,
新緑が爽やかな風にやさしく揺れ ひばりが空高くさえずり 子育てに忙しい季節。でも今は そんな穏やかな普通の暮らしが 出来ないでいる辛さ、寂しさ 日本中の人々が笑顔を忘れて 暗い心で家の中に閉じこもったまま 目に見えない強 […]
桜の花も足早やに去り 新緑の季節を迎えている どこの公園も花壇も 花々は勢いよく咲き乱れ 人々は幸せの笑い声で 酔いしれてるはずだった だがしかし、今年の春は 心が暗い。日本中の誰もが 新型コロナウイルス?という 目に見 […]
2020年, 号外,
桜の季節がやってきた 毎年、毎年、桜を待ち続け その桜の花に酔いしれながら私は思う また来年も、この桜を 見上げる事ができるだろうか いや、別にどこが悪いとか? 命の期限を切られただとか? そう言うのじゃなくて、ただ 今 […]
季節は紛れもなく春はやって来た 畳の部屋を陣取っているお雛様たちが 賑やかなお客様になった いつもの二人暮らしの静かな部屋が 何だか、いつもと違う雰囲気なのだ たかが人形?そこに並べただけなのに まるで春の妖精達が舞い降 […]
窓べの陽射しにはほんのりと 暖かさを感じるようになった その陽射しを浴びたクロッカスの花も 桜草の花たちも気持ち良さそうに のどかな時間が流れている、それから 狭い中庭に目をやれば膨らみかけた 梅の蕾が今か、今かと花開く […]
さて、十二支の始まりは『ねずみ』 ちょっと敬遠される動物だけど ねずみ年生れの人はお金持ちが多い と、聞いたことがある 昔はどの家々にも米蔵があって その米蔵の大敵はねずみだったそうな どんな小さな穴からも侵入し 米俵を […]
いよいよ、カレンダーも最後の一枚 この一年の色々な想い出が、ふと蘇り ずいぶん急ぎ足で歩いて来たなと ひと息の安堵の気持ちがわいてくる そう言えば、今年最初の出来事は 仲の良かった人との別れだった 少しばかりの闘病生活だ […]
2019年,
爽やかな風の中にも少しだけ 秋の深まりを感じるようになった 東北地方からは紅葉の便り 北海道からは初雪の便り 日本列島、細長い季節の便りは 北から南へと行き来する 鮮明に写し出されるテレビ画面で その季節ごとに旅行をして […]
日の入りが早くなリタ焼け空が 日増しに朱色の深みをおぴてきた 時間があると川沿いのウォーキング なければ裏の家庭菜園の草むしり 主婦の一日はアッ、という間に過ぎる 時間の使いようはいくらでもあるが 一番の楽しみは季節ごと […]
あれほど賑やかだった浜辺も 夏休みが終わると途端に人影も少なく 打ち寄せる波の音だけが聞こえている ザーッ、ザザザーッ、ザーッ 短調な音に時折カモメの鳴き声も 混じりあって、ふと空を見上げる 夏の騒がしさに疲れたのか? […]
初夏の訪れは以外と早い 新緑の柔らかな木々の葉は 落ち着いた緑色に変わった その木々の木陰を探しながら 歩こうと思うのも、夏が もう来ているって事なんだろうね 朝からザーッ、と一瞬の通り雨 パッ、と止んだかと思うと 蒸し […]
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