少しずつ夏の陽射しも陰りをみせて 朝夕の草むらから秋の虫たちの出番だ なぜか、ホッ!としたような気がして 空を見上げるとイワシ雲が広がっている ああ、やっと秋が来るんだなあ~ 厳しい暑さを振り返りながら 年齢相応の体力の […]
2022年,
麦わら帽子の似合う季節になった 強い陽射しをさえぎり 時折、風に飛ばされながら 夏は今年もやって来た 青い空をニッ!と睨み付けて 暑さになんか負けないぞ と、ばかりに空を見上げる しかし、この夏 黄色一色のヒマワリ畑に […]
夏の陽射しは心を明るくする 夏の空は私を元気にする 夏の花は強い 青い空に向かうヒマワリの花 一面に広がる黄色 それは、ヒマワリ畑 もし戦争が起きていなければ 今年も黄色のヒマワリ畑が 延々と続いていただろう のどかな穀 […]
少しずつ、少しずつ 柔らかな陽射しを受けて 春は近付いているように感じる 木々には小さな、小さな膨らみ その根元の、ほっこらした土も いくぶん盛り上がりを見せて 地中深くからの息吹を感じる そして、 生け垣に違う、れんぎ […]
窓辺の白いカーテンが 柔らかな春の風に揺れている 陽射しはもう、充分に春を含み そこいらじゅうの鉢植えは いきいきと咲き誇り 明るい光のシャワーを浴びている 季節は光で感じるものだと言う それを一番先に受け取るのは 草花 […]
輝く朝日が燦々と降りそそぎ 新しき年を祝っているような 背中を押しているような 気負いを感じる。しかし 北国では雪のない新年を迎え とは言うものの年々、深刻化する 温暖化現象を危惧する人もいる 雪のない暖かな冬を喜べない […]
いつものように冷たい風が吹いてきた いつものように年の暮れはやってきた ただ少しばかり違うのは 疲れた体でも、心は軽い気がする 去年の重苦しい不安から比べれば まだ少し気が楽なような気もするが でも、待てよ 油断は禁物だ […]
2021年,
季節は北国から 少し冷たい風を連れてやって来る 木々の緑は赤や黄色に衣替え 野原の緑はこげ茶色と 白いふわふわの綿帽子に変わり 果物屋の店先にはリンゴが並ぶ ひと風が吹けば カサコソ、カサコソ、カサコソ 落ち葉の布団が重 […]
季節は急ぎ足で秋を迎えた 川沿いの、いつもの散歩道は 背丈ほどに伸びた夏草が生い茂り 至る所で川面を目隠している 遠くの風景は 美しく刈り取られた稲田が広がり 秋の風情を水彩画にしたいほどだ 歩く度に稲藁の匂いを乗せた風 […]
朝夕ともなると草陰から 秋の到来を知らせる虫の音が 聞こえてくるようになった コオロギ、馬追い、鈴虫、などなど どの声が、どの虫か?は 知らないけれど、鈴虫の鳴く 羽擦れの美しい音だけは判る リーン、リーン、リリ~ン 何 […]
暦は八月、真っ直ぐな強い陽射しを 麦藁帽子に助けられながら 膝まで伸びた庭の草と奮闘中である いくら綺麗に草を刈っても ひと雨降ればまたスタート地点に戻る 滝のような汗を拭いながら 空を見上げる アンパンマンのような幾つ […]
今年も暑い季節がやってきた 年々、厳しさを増す暑さにも 覚悟はしているけれど それにしても、コロナ禍の中 マスクの下からの熱気には どうにも閉口である さて、日本の夏の『涼』を感じる 暮らしの知恵には色々あって すだれ、 […]
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