2021年7月の絵手紙エッセー『どんな世界でも』
今年も暑い季節がやってきた 年々、厳しさを増す暑さにも 覚悟はしているけれど それにしても、コロナ禍の中 マスクの下からの熱気には どうにも閉口である さて、日本の夏の『涼』を感じる 暮らしの知恵には色々あって すだれ、風鈴、打ち水などなど 見た目、喉越し、体感温度 先人たちの暮らしの素晴らしさに ただただ関心するばかり そこで私もひと工夫する事にした 小さなガラスの器を購入し 赤い金魚を入れてみた ス~イ、スイ。ス~イ、スイ。 ぶつかりもせず、領域も決めず 気持ちよさそうに泳いでいる そりゃあ狭いより広い方がいい だけど、どんな世界でも自分らしく 元気に生きて行けたら、それが一番 |