やちよ絵手紙の森美術館

ジャンル 2019年

2019年12月の絵手紙エッセー『あなたの幸福』

2019年12月の絵手紙エッセー『あなたの幸福』

いよいよ、カレンダーも最後の一枚 この一年の色々な想い出が、ふと蘇り ずいぶん急ぎ足で歩いて来たなと ひと息の安堵の気持ちがわいてくる そう言えば、今年最初の出来事は 仲の良かった人との別れだった 少しばかりの闘病生活だ […]

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2019年11月の絵手紙エッセー『ついて行くよ』

2019年11月の絵手紙エッセー『ついて行くよ』

爽やかな風の中にも少しだけ 秋の深まりを感じるようになった 東北地方からは紅葉の便り 北海道からは初雪の便り 日本列島、細長い季節の便りは 北から南へと行き来する 鮮明に写し出されるテレビ画面で その季節ごとに旅行をして […]

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2019年10月の絵手紙エッセー『秋の空に』

2019年10月の絵手紙エッセー『秋の空に』

日の入りが早くなリタ焼け空が 日増しに朱色の深みをおぴてきた 時間があると川沿いのウォーキング なければ裏の家庭菜園の草むしり 主婦の一日はアッ、という間に過ぎる 時間の使いようはいくらでもあるが 一番の楽しみは季節ごと […]

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2019年9月の絵手紙エッセー『晩夏の浜辺で』

2019年9月の絵手紙エッセー『晩夏の浜辺で』

あれほど賑やかだった浜辺も 夏休みが終わると途端に人影も少なく 打ち寄せる波の音だけが聞こえている ザーッ、ザザザーッ、ザーッ 短調な音に時折カモメの鳴き声も 混じりあって、ふと空を見上げる 夏の騒がしさに疲れたのか? […]

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2019年7月の絵手紙エッセー『私の居場所』

2019年7月の絵手紙エッセー『私の居場所』

初夏の訪れは以外と早い 新緑の柔らかな木々の葉は 落ち着いた緑色に変わった その木々の木陰を探しながら 歩こうと思うのも、夏が もう来ているって事なんだろうね 朝からザーッ、と一瞬の通り雨 パッ、と止んだかと思うと 蒸し […]

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2019年6月の絵手紙エッセー『心の中は空っぽ』

2019年6月の絵手紙エッセー『心の中は空っぽ』

六月の空はいつも不安定 梅雨どきだからと思っていたら まるで真夏のような陽射しがあって 日傘なしでは歩けないような 一日もある。実を言うと私は 大抵の人が嫌いな雨の日が好きで そして特に、梅雨時のシトシト雨の 静かな一日 […]

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2019年5月の絵手紙エッセー『ほら、空をめざせ』

2019年5月の絵手紙エッセー『ほら、空をめざせ』

五月の空は抜けるような青一色 その青い空をキャンパスにして 赤や黄色、緑色など錦の色は 一瞬、目を引いて美しい遠景となる 藁葺屋根のその上に ゆうゆう泳ぐコイノボリの姿は 日本の里山の風景にはぴったりだ 裏山の笹竹が風に […]

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2019年4月の絵手紙エッセー『出逢い』

2019年4月の絵手紙エッセー『出逢い』

お日様の光は輝いて空が明るくなった 辺り一面、春の息吹が感じられ 今、この一瞬を生きていることに 掌を合わせたくなる 空の青さに溶け込んだような薄桃色の 桜の花が風に揺れ、小鳥が花びらを チュチュッ、チュ、チュッ!と つ […]

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2019年3月の絵手紙エッセー『幸せ届けて』

2019年3月の絵手紙エッセー『幸せ届けて』

日だまりの小さな花壇に 今年もフリージアの花が咲いた 春の到来を告げに来たかのように その甘い香りと黄色の蕾の一列は 少しずつ夢を適えて咲くように 楽しみを与え続けてくれる あれは、何時の頃だっただろう 私の遠い記憶の中 […]

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2019年2月の絵手紙エッセー『みんな仲間』

2019年2月の絵手紙エッセー『みんな仲間』

身も縮むような冷たい風が 首筋を吹き抜けて行く 一年で一番寒いこの月、この季節 誰もが春はまだまだ遠いと感じ 北国では屋根の高さまで雪が積もり とても春が来るなどと予想もつかない でも、でも、 『鬼ワアー外、福ワアー内』 […]

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2019年1月の絵手紙エッセー『今年も跳ぶぞ』

2019年1月の絵手紙エッセー『今年も跳ぶぞ』

十二支の干支の最期を飾る猪 猪突猛進とも言うように、とにかく 突き進んだら前進あるのみ一直線 前へ、前へ、脇目も振らず前へ 目的に向かって突き進むイノシシを 勇敢で一筋な男に例えられてもいる イノシシだけに限らず目的さえ […]

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