やちよ絵手紙の森美術館

2013年4月の絵手紙エッセー『さあ、歩き出そう』

一斉に桜の花が咲き始めた
それぞれの門出を祝福するように
桜の花吹雪が四月の空に舞い踊る
初めての一歩を踏み出すときは
誰でも不安がつきまとう
心配で眠れない時がある
わかるよ、そんな気持ちは
わかるんだよ、逃げたい気持ちは
だけどね、越えなきゃならない
高い壁は誰でもあるんだよ
人生には幾つも高い壁があって
その壁を乗り越える度に強くなり
人に優しくなれる
そしてだんだん加速がついて高い壁も
なんなく飛び越える知恵も出てくる
それに助けてくれる友もできる
人間なんて案外強いものだよ
諦めない心、それさえあれば
夢は必ず適うものだよ
さあ!前を向いて歩き出そう
誰かがいつも君を守っていてくれる

« 前のページに戻る